日本画家・奥田元宋(1912 - 2003)と人形作家・奥田小由女(1936 -)。
about
ふたりについて
広島県三次市吉舎町出身の奥田元宋と、大阪で生まれ3才から同町で過ごした奥田小由女。
芸術家夫妻の名前を冠する「奥田元宋・小由女美術館」は、夫妻からの作品の寄贈を受けて2006年4月に開館しました。
「元宋の赤」に代表される自然の姿を多彩な風景画で表現し、現代日本画壇をリードしてきた日本画家・奥田元宋。
抽象的な造形美を追求する「白の時代」から、色胡粉による抒情的な表現の「色彩の時代」にいたるまで現代的な人形表現を追求しつつ、
現在も第一線で活躍中の奥田小由女は2020年に人形作家として初めて文化勲章を受章しました。

奥田 元宋(日本画家)
1912(明治45)年 広島県双三郡八幡村(現在の三次市吉舎町)に生まれる。
1930(昭和5)年 上京。同郷の日本画家・児玉希望の内弟子として本格的な画家生活に入る。
その後、風景画を通して日本画の新たな表現を模索し続け、1975(昭和50)年における《秋嶽紅樹》にて「元宋の赤」を切り拓く。以降、自然の風景を赤で表現することに傾倒していく。
1984(昭和59)年 文化勲章を受章。
2003(平成15)年2月15日 多くの人に惜しまれつつ逝去。享年90。
奥田元宋
出展予定作品

奥田 小由女(人形作家)
1936(昭和11)年 大阪府堺市に生まれ、3年後広島県双三郡吉舎町(現在の三次市吉舎町)に移る。旧姓・川井小由女。
創造的な人形作品に影響を受け、紅実会人形研究所の林俊郎氏に師事、人形の勉強に取り組む。
1972(昭和47)年 第4回日展で《或るページ》が特選を受賞し、1974(昭和49)年の第6回日展で《風》が再び特選を受ける。この頃は白を基調とした抽象的な造形表現を試みていたが、奥田元宋と結婚する前後から、色彩豊かな女性像の作品が中心となる。
2020(令和2)年 人形作家としては初めて文化勲章を受章。
日展理事長を務めたほか、現代工芸美術家協会理事長などの要職にあり、日本を代表する人形作家の一人として活躍中である。
奥田小由女
出展予定作品
奥田元宋・小由女共作
出展予定作品
開催概要
チケット
当日券
一般 | 1,300円 |
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高校・大学生・専門学校生 | 800円 |
中学生以下 | 無料 |
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をご持参の方と付添人1名無料。障害者手帳アプリ「ミライロID」の提示でも無料となります。
前売券(販売期間:~9/21)
一般 | 1,000円 |
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電子チケット
その他プレイガイド(店頭販売)
- 山陽新聞社サービスセンター
- ぎんざや
会場
岡山シティミュージアム
〒700-0024 岡山市北区駅元町15-1
JR岡山駅東西連絡通路直結 リットシティビル南棟4階
TEL:086-898-3000(10:00~18:00 休館日を除く)
https://www.city.okayama.jp/okayama-city-museum/
(ご注意)契約駐車場はありません。
車でお越しの方は、ビル内及び付近の有料駐車場をご利用ください。