市街地のおよそ8割を焼いた高松空襲から7月4日で79年を迎えました。高松市では当時の様子を伝える展示が行われています。
1945年7月4日未明、高松市は飛来した116機のB29による爆撃を受けました。このとき投下された爆弾は高性能爆弾24トン、焼夷弾809トンに上ります。1359人の命が奪われ、市街地の8割ほどが焼け野原と化しました。
高松市平和記念館では今、空襲後の市街地の写真や体験者が当時の様子を描いた絵画など33点を展示しています。
企画展は、多くの人に当時の惨状を伝え語り継いでもらうとともに平和の大切さを再認識してもらおうと、毎年この時期に開かれており、7月7日まで開かれています。