小豆島の新たな特産品として注目されているゴマを使った料理が1月15日、島内の小学校の給食で振る舞われ、子どもたちが舌鼓を打ちました。
香り高い「金ごま」を使ったキムチご飯や、黒ごまがかかった大学いも…。香川県土庄町にある土庄小学校3年の給食で振る舞われました。
使用されたゴマは主に、昨年初めて地元生産者が島内の休耕田で栽培し、昨年9月から10月にかけて3年生児童が収穫したものです。
給食には児童自らすったすりごまがたっぷり入ったスープも並びました。
ゴマを島の特産品にしようというプロジェクトは、小豆島創業で島内に工場を持つ東京のごま油製造販売・かどや製油が土庄町や地元生産者とともに進めているものです。
プロジェクト初年度の昨年は、およそ25キロのゴマが収穫されました。
かどや製油では、島内の飲食店のメニューにごま料理を取り入れてもらうなど小豆島産ゴマのブランド化を目指したいとしています。