香川県の新年度の当初予算案がまとまりました。少子化対策と今月オープンする県立アリーナを核としたにぎわい創出事業などに重点が置かれています。
香川県の2025年度の一般会計当初予算額はおよそ4967億円で、今年度に比べておよそ101億の増額となっています。
少子化対策に今年度より3億5000万円増額し、およそ27億4300万円を計上。主な新規事業では、障害児を受け入れる私立保育所に対して保育士の雇用経費を補助する事業に4500万円。若者の結婚を後押しするため、結婚相談所やマッチングアプリと連携し、出会いの機会創出を図る事業に600万円が計上されました。
また新年度は県の長期的な発展に向けて、早急に解決すべき課題に対応するための「未来投資事業」を新設。11分野44事業に19億円を計上しています。
目玉は今月24日にオープンする県立アリーナを核としたにぎわい創出事業で、およそ6億4000万円を充てました。
県立アリーナの屋根にプロジェクションマッピングを行うなど、サンポート地区での夜型観光を推進する事業に3億2000万円。高松港のフェリー乗り場近くにトレーラーハウスや仮設店舗を県が整備して出店を促す事業に1億7000万円などとなっています。
香川県の新年度当初予算案は今月17日に開会する2月定例議会に提案されます。
一般会計は4967億円/香川県の新年度当初予算案/県立アリーナ核としたにぎわい創出事業などに重点【香川】
2025年2月11日香川のニュース