全国的にも珍しい「山上にある水族館」として知られる高松市の新屋島水族館が4月から2年間のリニューアル工事に入るのに伴って、高松市中央卸売市場で出張水族館をゴールデンウイークにも始めます。
新屋島水族館は施設の老朽化に伴い4月7日からおよそ2年間休館し、リニューアル工事が行われます。
3月31日、高松市と屋島水族館による屋島の活性化に向けた連携協定の締結式が開かれました。
協定では、水族館のリニューアル工事にかかる費用の一部を「ふるさと融資」制度を活用して高松市が無利子で貸し付ける▽休館中のおよそ2年間、高松市中央卸売市場の旧青果棟を無償で貸し出し、一部の生き物を展示する市場水族館を開設する―などとしています。水族館の人気者・コツメカワウソやペンギンのほか、瀬戸内海に生息する魚などを展示することになっています。
またこの日、新屋島水族館のリニューアル概要の一部が発表され、360度見ることができる大型水槽が設置されるということです。