香川県琴平町で4月4日に開幕する「四国こんぴら歌舞伎大芝居」公演を前に3日、看板役者が町を練り歩く「お練り」が華やかに繰り広げられました。
「四国こんぴら歌舞伎大芝居」恒例の「お練り」。舞台に臨む俳優たちが人力車に乗り込み、会場となる旧金比羅大芝居(=金丸座)のある琴平町の中心部を練り歩きました。
今回、公演の顔となるのは、ドラマや映画でも有名な中村獅童さん。「こんぴら歌舞伎」初出演です。
10年ぶりの出演となる中村萬壽さんは親子での共演です。
そして、ひときわ温かい声援が送られていたのは、中村獅童さんの次男・夏幹さんと長男・陽喜さんです。40年の歴史の中でも子どもがお練りに参加するのは珍しいそうです。
一目見ようと沿道に詰めかけたのはおよそ2万6000人。歌舞伎一色に染まった琴平の町で、公演が始まります。