香川県の島しょ部に住む子どもたちに本と触れる機会を提供する「こども図書館船 ほんのもり号」が4月24日、就航しました。
「ほんのもり号」は、船内を図書館のようにした小型船です。直島など香川県内で多くの建物を設計してきた建築家の安藤忠雄さんが、本を通し瀬戸内海など自分たちが住むエリアのことなどを知ってほしい全長およそ20mの高速船を改装し、香川県に寄贈しました。
高松港でこの日、記念式典があり、池田豊人知事や安藤さんらがテープカットして就航を祝いました。
このあと、およそ2000冊の本を積んだ船は男木島へ初運航。島では船を迎えた小中学生らが早速、船内の図書館を利用していました。
ほんのもり号は県が不定期で運航し、船内での読書のほか、短時間のクルーズも楽しんでもらいます。