岡山市の後楽園でサクラや紅葉の観賞が楽しめる「二色が岡」の復元工事が完了し、お披露目されました。
「二色が岡」は、園の南西にある広さおよそ1万2000平方メートルのエリアで、およそ300年前の築庭当時には春はサクラ、秋はカエデが楽しめることから、名付けられたとされています。
戦後の混乱などで管理が行き届かなくなっていたところ、岡山県がおよそ1億9000万円をかけ復元事業を実施。スギやクスノキなど500本以上を伐採した一方、ヤマザクラやイロハモミジなどを植樹し、8年がかりで「絵図」に残されたおよそ300年前の景観を復元しました。