「トヨおばあちゃんのカンダバージューシー(芋の葉と茎の雑炊)」

沖縄県南風原(はえばる)町の中村トヨさん82歳に「カンダバージューシー」を教わります。カンダバーとは芋の葉のことで、それを雑炊(ジューシー)にした一品です。食料が少ない戦後から作られている料理で、今でも沖縄では家庭料理として食べているそうです。
- 放送日時
- 11月2日(金)夕方5時40分~5時55分
沖縄県南風原(はえばる)町の中村トヨさん82歳に「カンダバージューシー」を教わります。カンダバーとは芋の葉のことで、それを雑炊(ジューシー)にした一品です。食料が少ない戦後から作られている料理で、今でも沖縄では家庭料理として食べているそうです。
鳥取県北栄町の永田文子さん75歳に砂丘ナガイモの新品種『ねばりっこ』を使った「ねばりっこのふわふわ焼き」を教わります。強い粘りが特徴の『ねばりっこ』をすりおろして焼くというシンプルな料理で、甘い風味とふわっとした食感が癖になる一品です。
「國子おばあちゃんのハスのすだちのちらし寿司」
徳島県神山町の粟飯原國子さん74歳に「すだちのちらし寿司」を教わりました。酢飯にはすだち酢を使用するという、すだち生産量1位の徳島ならではの郷土料理です。
「國子おばあちゃんのハスの酢和え」
徳島県神山町の粟飯原(あいはら)國子さん74歳に「ハスの酢和え」を教わりました。酢和えではありますが、実際に酢は使用しません。神山町では「すだち果汁」のことを「酢」と呼ぶそうです。すだち生産量全国1位の徳島県ならではの郷土料理です。
香川県志々島の髙島孝子さん84歳に「おひら」を教わりました。志々島は瀬戸内海に浮かぶ人口およそ20人の島。そんな志々島で「おひら」は祭事の際などにはよく食べられているという“おもてなしの料理”です。独特な盛り付け方で目にも楽しい一品です。
「フサ子おばあちゃんの飫肥<おび>の天ぷら」
宮崎県日南市の永野フサ子さん71歳に「飫肥<おび>の天ぷら」を教わりました。江戸時代から伝わる「飫肥の天ぷら」は新鮮な魚のすり身に砂糖や豆腐やみそを混ぜ合わせて作る郷土料理です。やわらかい食感に、ほんのりとした甘さが特徴の一品です。
宮崎県日南市の永野フサ子さん71歳に「冷や汁」を教わりました。冷や汁は宮崎県を代表する郷土料理で、夏の暑さが厳しい時期にぴったりの料理です。地域や季節によって入れる具材が違うという冷や汁は色々なアレンジができるのも特徴で、今回はトマトを入れてイタリアン風に仕上げました。
「シヅヨおばあちゃんのどてめし」
岡山県勝央町の井並シヅヨさん71歳に「どてめし」を教わりました。シヅヨさんが営む喫茶店の人気メニューでもある「どてめし」は名古屋出身のシヅヨさんにとって思い出の家庭料理です。八丁味噌と愛情がたっぷり染み込んだ一品です。
和歌山県かつらぎ町の岡本恵美子さん84歳にこの地方でよくたべるという「おかいさん」を教わりました。「おかいさん」は和歌山名物の「茶がゆ」のことで、「おかいさん」に使うお茶も新芽を摘み取り、手で揉んで乾燥させた自家製です。これからの暑い時期には、冷やして食べると食欲がわくといい、付け合せにぴったりの「フキの佃煮」教わりました。
和歌山県かつらぎ町の岡本恵美子さん84歳に郷土料理の「柿の葉寿司」を教わりました。おばあちゃんが住んでいる地区は、「串柿の里」としても有名で、渋柿の葉を使って作るこの「柿の葉寿司」は、お祭りやお祝いごとに欠かせない一品です。