「洋子おばあちゃんのふなのてっぱい」香川県
2019年1月11日放送(2019年1月12日・13日再放送)
香川県高松市の帯包洋子さん74歳に「ふなのてっぱい」を教わります。ため池の多い香川県では稲刈りを終えて水の利用が落ち着く頃、ため池の水を抜き、生息するふなを食料として捕獲していたそうです。「てっぱい」とはかつて、ふなを「鉄砲」と呼んでいて、そこから派生しているそうですが、なぜ鉄砲なのかはわかりません。そもそも、今では香川の人でも、ふなを食べることはあまりないようで、「てっぱい」というと「このしろ」を使っている家庭も多いようです。
ふなのてっぱい
5人分
- 材料
ふな 1匹 ダイコン 600g 金時ニンジン 50g 塩 適量 酢 適量 細ネギ 少々 - <酢みそ>
白みそ 100g 砂糖 60g 酢 大さじ3 トウガラシ 1本
- ふなのうろこをとり、三枚におろす。
- ①を1cm幅にカットし塩を全体にまぶして約20分そのままにして身を締める。
- ダイコンと金時ニンジンの皮をむき、短冊切りにした後、塩をまぶし全体になじませておく。
- ②を浸るくらいの量の酢で、身の表面が白っぽくなるまで酢漬けにする。
- ボウルに白みそ、砂糖、酢、細かく刻んだトウガラシを加え混ぜ合わせ、<酢みそ>を作る。
- ③に④の酢を除いた身の部分と<酢みそ>を加えて混ぜ合わせる。
- ⑥に刻んだ細ネギを加えてさらに混ぜ合わせたら出来上がり!