「てるえおばあちゃんのうずまきもちパセリ入り」香川県
2021年2月6日放送(2021年2月7日・12日・13日再放送)
香川県東かがわ市の田村照栄さん71歳は、引田地区に伝わるお菓子“うずまきもち”を地域の学校で子どもたちと一緒に作るなど、地元の郷土料理の伝承に力を入れています。さらに、地元の特産品“パセリ”を使ったレシピの開発を手掛けたり、パセリ入りのお菓子を作って販売したりと地元の農業支援にも一役買っています。それもそのはず、照栄さんはこの地でご主人と一緒に30年近くパセリ農家を営んでいます。「パセリを育てるのはとても大変、何年経っても毎年一年生。でも愛情込めるのは得意なんよ~」と農業の大変さと楽しさを力強く語る照栄さんから、今回は郷土の食材と伝統の味を組み合わせた「うずまきもちパセリ入り」を教わります。
うずまきもちパセリ入り
10人分
- 材料
パセリ 100g もち米粉 200g 米粉 50g こしあん 300g 小麦粉 30g 片栗粉(打ち粉用) 適量 ぬるま湯 200cc
- もち米粉と米粉を混ぜ合わせぬるま湯を少しずつ加え、耳たぶ程度の硬さになるまで混ぜる
(※ぬるま湯は季節によって量を調整する) - 餡に小麦粉を入れて混ぜる(伸ばしやすくするため)
- ①と②をそれぞれ蒸し布包み、ふたに当て布をして約30分蒸す
- パセリを葉の部分だけちぎり皿に乗せラップをかけずに、レンジ500Wで3~4分加熱し、その後様子を見ながら数分ずつ加熱、パリパリになるまで繰り返し(合計およそ10分)乾燥させる
(一気に長時間レンジに入れない。パセリが発火する可能性がある) - 乾燥したら手でつぶすように粉にする ※葉の部分だけを冷凍させて手でつぶしながら粉にしてもOK
- 蒸した生地に④のパセリの粉を加え混ぜ合わせ、少し取り分ける。
取り分けた生地を棒状にし、残りの生地を長方形に伸ばす - 蒸した餡をすりこぎで混ぜ合わせ粘りを出し、麺棒で⑤よりも一回り小さいサイズの長方形に伸ばす
- ⑤の生地の上に⑥の餡を乗せて、棒状にした生地を端に乗せ、それを起点に巻く
- 巻き終わりを下にして、しばらく置き生地と餡を安定させて、輪切りにする