「よねこおばあちゃんの木の芽和え」岡山県
2021年4月17日放送(2020年4月18日・23日・24日再放送)
吉備中央町から倉敷市玉島に嫁いで今年で55年になる太田米子さん77歳は、愛育委員としておよそ20年、地域のために活動し、昔も今も「大忙し」。誰かのために何かをするのが好きで、たくさんの人と関わりを持つと、学ぶことが多く、人との出会いが人生の宝、それがやり甲斐だと話します。そんな米子さんは仕事をしながら2人の子どもを育てた「働くお母さん」でもありました。それはお姑さんが子ども達をよく見てくれたから。本当に感謝している・・・と語る米子さんは、その意志を自然と受け継ぎ、今度は自信が孫育て。孫とたくさん遊び、たくさん料理を作ってきたそう。お孫さんも幼い頃から米子さんが作る大人な味わいの料理にもなじみがあり、よく食べていたそうです。今回はそんなお孫さんも大好物、春の香りがする「木の芽和え」を教えていただきます。
木の芽和え
8人分
- 材料
木の芽 40枚 米みそ 80g 砂糖 大さじ2 みりん 大さじ タケノコ 600g イカ 150g - タケノコ下味付け
だし汁(カツオ) 200cc 砂糖 大さじ2 薄口しょうゆ 小さじ2 - イカ下味付け用
水 40cc 酒 大さじ1 塩 少々
- タケノコの皮をむいてぬかを入れたっぷりの水でグツグツ煮る そのまま一晩冷めるまで置いておく
- ①を洗い、1cm角のサイコロ状に切り、鍋にだし汁、薄口しょうゆ、砂糖を加え中火で7~8分下ゆでしながら味を少しつけなじませる ザルにあげて冷ましておく
※熱々のまま混ぜると木の芽の香りや風味が飛んでしまうので注意! - 皮をむき、下処理したイカの表面に格子状に飾り切りをし、2cm程度に切る
- 鍋に③を入れ、水、酒、塩を加え、白くなり飾り切りが開く程度まで2分程度火を通し、ザルにあげて冷ましておく
- 木の芽の葉だけを摘み取り、すり鉢でしっかりする
- ⑤の中に米みそ、砂糖を入れてよく混ぜ合わせ、みりんで少しのばし、木の芽みそを作る
- ⑥の中に②と④を入れて和える