「麗子おばあちゃんのしっぽくうどん」香川県
2021年9月4日放送(2021年9月5日・11日・20日再放送)
香川県丸亀市で地元に愛されるスーパー“ばばFoodセンター”を家族で営む馬場麗子さん72歳は、地域で有名な料理上手。お店に並ぶお総菜は麗子さんの手作りで、大人気です。さらに仕出しや弁当など毎日注文が入り、朝から大忙しです。そんな麗子さんのお母さんも料理上手で何を食べてもおいしかったそう。8人もきょうだいがいて忙しくしていた母親からは直接料理を教えてもらうことはなかったけどしっかりその味は舌に残っているの、と麗子さん。母親からは『白飯は切らすな!』という家訓も受け継ぎました。いつ何時お客さんが来ても、ちゃんとお接待できるように、おかずはすぐ作ることができてもご飯はすぐ炊けないから・・・という意味だそう。たくさんの人をもてなしてきた“地域のお母さん”と呼ばれる麗子さんに教わるのは、母親がうどんを打ったときには家族でよく食べていた思い出の讃岐の郷土料理「しっぽくうどん」です。
しっぽくうどん
5人分
- 材料
うどん 5玉 ゴボウ 1/2本 ダイコン 1/2本 ニンジン 1本 サトイモ 4個 ネギ 5本 シメジ 200g シバエビ 100g ひら天 2枚 油揚げ 1枚 薄口しょうゆ 400cc 水 3000cc 塩 適量 コショウ 適量 - 粉末だし
カツオ 大さじ1 イリコ 大さじ1 干しシイタケ 大さじ1 昆布 大さじ1
- 具材を切る ダイコン、ニンジン、ひら天、油揚げは短冊切りに、サトイモは一口大に、ゴボウはささがきにする シメジは石づきを取り適当な大きさにほぐし、ネギは小口切りにする
- シバエビは塩をふり軽くもみ、水で洗い臭みとぬめりを取る
- 鍋に水を入れて、ネギとうどん玉以外の具材と、コショウ以外の調味料、粉末だしをすべて入れ、具材が柔らかくなるまで煮込む
(※だしはカツオ、イリコ、干しシイタケ、コンブそれぞれをミキサーで粉にしておいた物を使う) - 小鍋に一人前の③をとってうどん玉を入れ温める
- 丼に④を入れ、ネギを散らしてお好みでコショウをかける