「菊野おばあちゃんの切り込みうどん」岡山県
2024年2月24日放送(2024年4月29日、3月2日再放送)
笠岡港から約20km、約30人が暮らす岡山県笠岡市の「飛島」。大飛島と小飛島の2つの島から成り立つ瀬戸内海中央部に位置する笠岡諸島の1つです。今回訪れたのは「大飛島」。昔から島民の多くが船乗りで、男性が航海で長く家をあけても女性がしっかり家庭を支えてきた文化が根強く、お母さん達がとっても元気でパワフル!そんな大飛島で生まれ育った山河菊野さん74歳は、島でも有名なお料理上手で、飛島婦人会の会長も務めています。島で暮らすお年寄りや一人暮らしの方たちのお弁当「ささえ愛弁当」を20年間、毎週2回一回も欠かさず作り続けています。今回は菊野さんから飛島のおもてなしとして昔から作り続け、食べ続けられてきた郷土料理「切りこみうどん」を教わります。
切り込みうどん
5人分
- 材料
生ガキ 300g ニンジン 1本 タマネギ 1個 ダイコン 1本 ゴボウ 1/3本 油揚げ 2枚 ちくわ 2本 ネギ 3本 麦みそ 250g だし汁(昆布・いりこ) 2ℓ - うどん
小麦粉(強力粉) 500g 水 250cc
- 小麦粉(強力粉)に水を少しずつ加えこねる やわらかく成ってきたらまとめて5分ほど置いておく
- 具材を切る ニンジン、ダイコンは短冊切りに、タマネギはくし切りにする 油揚ゴボウは皮をこそぎとり、ささがきにして水にさらしておく
- ①のうどんの生地を麺棒で直径1mほどの円に伸ばし、小麦粉(強力粉)で打ち粉を打ちながら屏風畳みにして折り、5mm程度の細さに切る
- 沸騰しただし汁の中に②のネギ以外の具材を全ていれ、5分ほど煮て具材が柔らかくなってきたら③のうどんをそのまま入れる
- 再沸騰したら火を弱め、麦みそを溶き入れる
- 器に盛り付けてネギを乗せる