番組情報

2024年、トラックドライバーの残業規制に端を発した労働力不足は荷主、物流企業に大改革を促した。法律の改正から1年、物流ネットワークは大きな進化を遂げつつある。競合企業同士の協働、DXを導入した徹底的な効率化、完全自動化、固定概念を覆す物流企業の業態変化等々。運ぶから創るへ、変貌を遂げる物流のイマを日本、メキシコ、カナダなどグローバルに取材、業界で起きつつある21世紀の産業革命の現場からリポートする。
- 放送日時
- 4月26日土曜日 午後4時~
- 出演者
- パックン、ウーデンジェニファー里沙
- 改革のカギは効率化
- ドライバー不足を補うため、徹底的な作業の効率化が求められたネットスーパーでは、大規模倉庫で顧客ごとに梱包までロボットが担当。運ぶルート、駐車位置までAIが提示し、経験の浅いドライバーでも負担を軽くできる運が・・・。
一度の配送でたくさんの荷物を運べるよう、ダブル連結トラックを運用、複数の荷主が協力して共同配送が始まっていた。さらに、遠距離の場合はドライバーがリレー形式で運べるような仕組みに改善。バックヤードでも作業の効率化を求めるため、最速のコンピューターが駆動し「人×機械」のDX化が始まっていた。さらに、官民共同のレベル4の自動運送実験も・・・
物流を滞らせずに、ドライバーの負担軽減、賃金アップに繋がるものだという。 - 脱皮し始めた物流企業
- トランプ政権誕生後、高関税政策に頭を痛めるメキシコ、カナダの一大自動車産業集積地を取材、その物流を担う日本企業が「もはや運ぶだけではない」と改革に取り組んでいた。効率化に長けた物流のノウハウで、工場のレイアウト変更、工事、専用パッケージの開発、果ては道路建設まで。客の困りごとを解決するナンデモ屋に変貌していた。北米自動車ベルトを股にかけ改革に取り組むビジネスマンの挑戦を追った。
- 潜在的トラックドライバーを掘り起こせ
- 「よく食べて、よく寝て、よく働く」を標榜する北海道の女性トラックドライバー。じつは彼女、Xのフォロワーが35万人を超えるインフルエンサー。今まで4K職場と敬遠されてきた物流トラックの現場から仕事の魅力を発信している.。彼女の影響でトラックドライバーになった女性も。大型1種の免許をもつ女性は約14万6千人、しかし実際にドライバーとして働いているのは3万人ほどという。めいめいさんに密着し、その仕事ぶりを伝える。
- おことわり
- 番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。