番組審議会

第333回テレビせとうち放送番組審議会議事録

開催日時 平成30年11月27日(火)17:00~19:40
場所 岡山市北区駅元町1-5 ホテルグランヴィア岡山 4F オーキッド
出席委員 千葉喬三委員長
勝矢雅一
池田清一郎
小田 久美子
小松原竜司
深田武志
東岡孝和
欠席委員 小原悦子副委員長


局側出席者 土井社長
鈴木常務
大森取締役報道制作局長
佐々田編成局長
中尾編成局次長
遠藤編成部長
原営業推進部部長
山野考査CM管理部副部長

議事の概要

テレビ東京系列全国ネット特別番組
『いのちにちからをくれる島、沖縄 女優・本仮屋ユイカ美ら人に会いたくて』
(平成30年9月29日(土)16:00~17:15 放送)            

上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。

主な意見

■沖縄という背景があるけれども、沖縄も、その人が中心だったので、もう少し場所とか、歴史とか、背景とかなんかあった方が良いのかなという思いがひとつある。

■人を探して、沖縄の記憶が良く伝わってくる構成になっていたし、本仮屋さんの人となりも良く、いい感じで見られたが、難癖をつけるとすれば、なんの番組なのかなあというところがよく分からなかった。

■片意地を張らずに見ることが出来たというのが大きな印象だが、この番組で一体何を訴えようとしているのか、言いたいことが何となく分からなくなってきた。沖縄の魅力であるのか、本仮屋さんの生き様であるのか、そうしたものが伝えたいのかなという気はしたけれども、いわゆる伝わるというか、刺さってこないという印象がある。

■人を通じて、音楽とか、食べ物とか、体験型の焼物を紹介していって、見ていながら、沖縄でリフレッシュしに行きたいと心から思えるような番組だったと思う。ただドキュメンタリーであるということとなると、なんというか本仮屋さんの素顔が見えているわけでは一切無いという気がした。

■自然の素晴らしさというものを中心にして番組を作られていて本当に素晴らしい番組だった。ただ1時間15分というのが、ちょっと長過ぎだったので、50分くらいでも収められるようなものであったら、もうちょっと良かったかなとそんな感じがした。

■大変な病気を克服したりとかのストーリーが無いし、若い女優が無理矢理、重たい言葉を並び立てていたので、逆に薄っぺらくなってしまって何も入ってこなかった。

■全体としては、出来た番組だったし、沖縄を場所に演出しなければ、出来ない番組ということがよく分かった。ちょっと設定を変えて、沖縄は不思議なところであり、自分を見つめ直すということは、大袈裟な話ではなくて、なんか違うことを感じるので、そういうことを上手く引き出せるような番組がもっと短く30分くらいで作れないかなと感じた。
またそれと本仮屋さんが言っているメッセージというか、言葉はかなりこねくりまわされていたと思うので、結果として本仮屋さんの魅力も、沖縄の魅力も全く私は感じることが出来なかった。もっと普通にレポートして、最後に総括として神妙な面持ちで締め括れば良かったのではと思う。











以上