番組審議会

第358回テレビせとうち放送番組審議会議事録

開催日時 令和3年5月26日(水)14:25~15:25
場所 オンライン形式で実施
出席委員 千葉喬三委員長
小原悦子副委員長
久保将俊
生本尚久
遠部日出夫
岩﨑充弘
竹内雅人
欠席委員 片平朋世
局側出席者 土井社長
鈴木常務
大森取締役営業局長
定本取締役編成局長
天野報道制作局長
遠藤編成局次長
事務局 中尾
事務局 宇田川

議事の概要

ななスパ///


放送日時:
2021年4月6日(火)16:59~17:25放送


上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。

主な意見

■夕方の情報番組は他局もいろいろと工夫を凝らしているが、バラエティ番組のような要素が多いものもあるが、『ななスパ///』はバランスの取れた番組であると感じた。堅苦しくなく、地域の情報を経済の視点からわかりやすく伝えており、キャスターやアナウンサーの話しぶりも落ち着いており好感が持てる。

■箱の中のボールを取り出して、1回聞きたいことを聞くのも、演出としてはあまり話題が足りないかなと思っているのと、1回しかこのボールが取り出されていないので、あれこれ聞きたいことを聞く時間が無かったなと思っている。『SDGs』の伝道師という紹介があったが、『SDGs』は17項目もあって、それぞれのポイントについて、目標についてどういうふうにかかわっていくか。経営者としては、そういうところに触れるべきで、『SDGs』の詳しい解説も無かったので少し物足りなかった。

■主な視聴者は夕食の準備に取りかかられている主婦層かと思って拝聴した。曜日によってテーマを変えて、幅広く、分かりやすくをコンセプトに制作されていると説明があるように主婦層に必要そうな情報を簡潔に分かりやすく30分の中にまとめた番組だと感じた。

■ニュースの内容も、「せなけいこ」展、レオマワールドのチューリップ満開の話題で、お子さん、子どもさんや女性のスタッフへのインタビューが中心でほのぼのとした雰囲気が漂った。ニュースの中に女性のコメントや子どもの笑顔が入ると、そのコーナーが一気に明るくなるなと思った。今回から男性の木村キャスターを新たに起用されたとのことだが、情報番組のMCは異性が入ると、非常に引き締まる感じがした。またベテランと若手のコラボレーションも上手くいったのではないかと思った。

■岡山と中国の洛陽市との友好都市の鐘撞イベントですが、一番最初に感じたのが、こういった時代に、なんでリモートのことをもっとやらないのかと思ったら、途中からリモートを使ったと紹介された。これは冒頭から紹介した方が分かりやすかった。

■出来れば毎日経済にこだわっても良いのかと思う。全体の放送局の中のテレビせとうちの在り方を、この時間帯はしっかりと見極めてさらに良い内容にしていっていただきたいと思った。

■こういう社会情勢が大変不安定で厳しい時代ですので、そういう中で制作する側としては、あまりシビアなことを表に出すには少しソフトな全体を作るようにされたのかなと思って見てました。そういう意味では、「せなけいこ」さんのあれはすごく番組のソフトスパイスといいますか、そういうのが効いてて良かったと思って見た。
以上