番組審議会

第372回テレビせとうち放送番組審議会議事録

開催日時 令和4年10月31日(火)14:30~15:50
場所 岡山市北区柳町2-1-1 テレビせとうち5階大会議室
出席委員 千葉喬三委員長
小原悦子副委員長
久保将俊
生本尚久
竹内雅人
長田憲司
中瀬実
欠席委員 片平朋世(レポート提出)

局側出席者 土井社長
大森常務取締役
大本取締役報道制作局長
竹内執行役員編成局長
原編成局次長
事務局 中尾

議事の概要

・番組タイトル:瀬戸内国際芸術祭の報道について
    「瀬戸芸春会期」 4月15日(金)…ななスパBIZ
    「瀬戸芸夏会期」 8月 5日(金)…ななスパBIZ
    「瀬戸芸秋会期」 9月27日(日)① 10月4日(火)②
                             について

・放送番組の種別と放送時間量及びCM放送時間についての報告
・番組基準の変更(改正)についての諮問

上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。

主な意見

■作品そのものの体験リポートだけならば他でもしているが、このように特集を組み、必要な情報も入れて、かつ複数回放送することの意味は大きいと思う。

■岡山・香川で行われる瀬戸内国際芸術祭のため、もっと時間を使って取り上げるべき。特別番組を放送するなどした方が良かったのでは。
小さい島を中心に紹介している点も非常に良かったなあと思った。私を含めて、直島は行ったことがあるけどという人が地元でもまだまだ多いと思うので、この番組を見て、まだまだ見どころあるなあというふうに思った人は多いのではないかなと思った。

■かなり駆け足で島々を直感的に回っていくということで、なかなか大変だなという中で作品、映像を使いながらまとめていたので、相当苦労して作ったと思うが、その割にはポイントも良くまとまっていて、良かったのではないかと思う。

■地域経済の効果のデータ等も提示していたが、切り口をいくつも示すことで、視聴者がさまざまな立場でこの芸術祭をとらえ、それぞれの目的で足を運ぶことになると感じた。
作品そのものの体験リポートだけならば、他でもしているが、このように特集を組み、必要な情報も入れて、かつ複数回放送することの意味は大きいと思う。

■小豆島・女木島・男木島と3島しかされていなかった。
毎回話題のある作品が、この3島に集中するのかもしれないが、秋会期では高見島とか、本島、伊吹島、粟島という紹介もあったので、もっともっと全体にわたってバランス良く、その島の良さであるとか、作家の作品のポイントというものを説明した方が良かったのではないのかというふうにも思った。

■島ごとの来場者数を比べてみるとか、それから来場者数が増えたのは、どういった原因で増えたのか、例えば、こんな催し物で増えたとか、こういったテーマでやったから増えたんじゃないかとか、そんなとこまで、もうひとつ合わせてやれば面白いなというふうに思った。

■映像の撮り方で、旅行者が歩いてるような目線で撮っているところが多かったので、見ていて、とても臨場感があって、とても良かったなと思う。

■非常に時間が短い中でよくいろいろものを拾って来ていた。
島はたくさんあるし、出さなければいけないテーマはたくさんあるので、結構上手くまとめたなという具合に思う。
作品としては完成度の高いものだし、果たして芸術というものは、島の問題を解決するのに使えるのかなと思ってずっと思っていたが、まあ成功したなということで、それを上手く近藤さんがまとめて報告してくれたなというふうに思った。
そういう意味では非常に良く出来た番組だったと思う。
以上