■このような地元の伝統行事を支え、紹介する番組は、地方局の使命としてぜひとも今後も続けていただきたいと思う。加えて欲を言えば、それぞれの祭りのコロナ前と昨年あたりの参加者数や経済効果などをある程度調べて、今年に向けての期待も含めて発表してもらえばさらに興味深くなったのかなと思う。

■今回の番組を通じて特に感じたことは、一つのお祭りにかける時間が長すぎたのではないかということ。その中で踊りのレクチャーにも多くの時間を費やしていたが、視聴している側は、そのあたりにはあまり関心がないのではないかと思った。そういう意味では１時間番組として編集するのではなく３０分番組として成立させた方がよかったのではないかと思った。

■紹介される出演者の方々が岡山にちょっと縁の薄い方が多かったということで、折角良い情報をもらっても 、すごく盛り上げてくれたりとか出演者としては良かったけれども、もうちょっと岡山出身のタレントの方がいれば、もう少し身近に感じれるのではないかなというふうに思った。

■ワイプの中で、いろいろと出演者の方がいろいろと呟かれてるが、それがナレーションと重なって、なんか聞きづらかったっていうのが残念に思えた。

■”うらじゃ”などの他にもたくさんの祭りを取り上げていたけれども、ちょっと簡単な紹介で、さらっと流したものも多かったので、もっと内容とか、由来とか知りたかったなというところもあった。出演者の方が岡山県外の方ばっかりだったので、もう少し材料を提供してあげた方が、良かったのではないかと思う。

■地元出身ではないということがちょっと話題になっていたが、私自身は県外ということもあるので、知らない人が祭りの解説をするということで、逆に丁寧な祭りの内容紹介になっている。 私はちょっと分かりやすい 、却って地元ではないので、分かりやすい印象を持った。

■タイトルのお祭りの予習編ということで、とてもこれが可愛らしくて 、面白くて 、予習編というのがすごく良いなって思った。お知らせとか、ご案内とかじゃなくて 、予習しましょうよ 皆 で 、ということで 、夏に向けて、こっちも元気が出そうな気がして、行かないかもしれないけれど、知るだけで楽しいっていうのがあって、このタイトルがとても気に入った。