番組審議会

第390回テレビせとうち放送番組審議会議事録

開催日時 2024年7月23日(火)12:00~13:30
場所 岡山市北区駅元町1-5 ホテルグランヴィア岡山 3階「ルビー」
出席委員 千葉喬三委員長
小原悦子副委員長
生本尚久
長田憲司
中瀬実
八木俊則
鈴木壮太郎
欠席委員 椙原彰子
局側出席者 土井代表取締役会長
仮谷代表取締役社長
西島常務取締役      
大本取締役報道制作局長
原編成技術局専任局長
事務局 中尾
事務局 宇田川

議事の概要

(1)番組審議
番組タイトル:「 プライド せとうち経済のチカラ 」
放送日:2024 年 5 月 19 日( 日)12:00~12:30
について
(2)視聴率調査・視聴者対応についての報告
(3 )その他

上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。

主な意見

■バネロックのメカニズム自体は相当詳しく説明があったんですが、その三脚に適用するときに、どういう実装をアイデアとして考えていったのかを初回で詳しくあってもよかったのかなと思いました。

■地元企業とのコラボ商品の開発、商品化をテーマにしたのは大変良いアイデアだとは思うのですが、試作段階までなかなかハードルが高くて、今回はまずは安易に商品化出来るものを選んで、短期間に商品化までとした方が第1段階は良かったんじゃないのかと思いました。

■今回のプロジェクトの目的というのが、女性が使いやすいカメラ三脚の開発ということですが、商品開発が目的なのか、試作品を作ればいいのか、はたまた販売まで考えて、仕様まで調べて、売上を伸ばすことが目的なのか、そこまで考えなきゃいけないのかというところが、どこまでのことをやるのかという疑問を感じました。

■商品開発をテーマにした番組というのは、成功した後に振り返って開発秘話を紹介するというパターンはよくありますが、開発段階から密着するというのはあまり見たことないと思いまして、恐らく企業秘密もありましょうし、成功するか失敗するか分からない段階では、なかなか取材するのは難しいだろうと思いますので、こういったことが実現できたこと自体がすばらしいなと思いました。

■ビデオカメラ、三脚ということ自体が非常にこう一見地味であっても、地元企業の技術、それからそれに関わる人たちを、30分と時間をかけて取り上げるということは意義があると私は感じました。

■完結しなくても、結構見応えがあって、私はとても良かったと思いました。ちょっと女性の視点が、意外と男性とは大きく違うということも認識していただいて、番組作りを進めていただくと、より幅の広い視聴者を得るかと思いました。また、テレビせとうちさんの立ち位置として、地元の経済にこだわる、地元の企業に関わるという点が、この番組の中ではとても良かったと思いました。

■番組の視点としては、どのようにして着想したか、どのように地元企業とコラボしていくのか、その過程が詳しく取り上げられている点は分かりやすかったです。

■制作側も参画するという新しい試みとしては大変面白いなと思っています。全部初めからストーリーを作って煮詰めていたようになって、しかも途中で終わってますので、煮え切らないという不安はありましたけれども、この先を期待したいなと思っています。

以上